【書評】書籍『人工知能が変える仕事の未来』

書籍『人工知能が変える仕事の未来』の概要

目次

目次は以下の通り。

  • 第1章:AI(人工知能)はどこまで進歩しているのか
  • 第2章:ホワイトカラーの仕事はどう変わるのか
  • 第3章:IoTと人工知能:広がる連携
  • 第4章:データ解析がもたらす企業経営の変化
  • 第5章:認識・認知能力の高まりがもたらす社会生活の変化
  • 第6章:学習・対話能力の高まりがもたらす社会生活の変化
  • 第7章:業界横断、様々な人工知能の開発ち機械創作:メディアの将来を中心に
  • 第8章:新サービスの開発が始まる
  • 第9章:既存サービスの改善と効率化
  • 第10章:IT化・高度化する製造業
  • 第11章:広告・マーケティングも大きく変化
  • 第12章:農林水産業にも広がる活用の場
  • 第13章:間接業務にも変化の波
  • 第14章:日本のAI開発はどう進めるべきか
  • 第15章:AIとにんげんの未来:ディープラーニングが人類を駆逐する?

著者の経歴

著者の野村直之氏の経歴は以下の通り。

メタデータ株式会社代表取締役社長、法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科兼担教員. 1962年生まれ。1984年、東京大学工学部卒業、2002年、理学博士号取得(九州大学)。NECC&C研究所、ジャストシステム、法政大学、リコー勤務をへて、法政大学大学院客員教授。2005年、メタデータ(株)を創業。ビッグデータ分析、ソー シャル活用、各種人工知能応用ソリューションを提供。この間、米マサチューセッツ工科大学(MIT)人工知能研究所客員研究員。MITでは、「人工知能の父」マービン・ミンスキーと一時期同室。同じくMITの言語学者、ノーム・チョムスキーとも議論。ディープラーニングを支えるイメージネット(ImageNet)の基礎となったワードネット(WordNet)の活用研究に携わり、日本の第5世代コンピュータ開発機構ICOTからスピン・オフした知識ベース開発にも参加。日々、様々なソフトウェア開発に従事するとともに、産業、生活、行政、教育など、幅広く社会にAIを活用する問題に深い関心を持つ。 著作など:WordNet: An Electronic Lexical Database,edited by Christiane D. Fellbaum, MIT Press, 1998.(共著)他

印象的なポイント

印象的なポイントは以下の通り。

  • グーグルは2015年時点で最新の高機能ディープラーニング「TensorFlow」のコードをオープンソース化し、商用フリーで世界中に使用させています。これは気前が良いとか敵に塩を送ると言うのではなく、彼らが真の価値はソフトウェアやアルゴリズよりAIをトレーニングしてより賢くするために必要な「データ」にあることを骨の髄まで理解しているからと言えます(P474)
  • グーグルは検索エンジン、広告、クラウドメールサービスGmailその他実験バージョンまで含めれば数十種類、無償で全世界の10億人以上に利用させていることでサーバーに蓄積されるビッグデータは公開しません(P474)

個人的な感想

個人的な感想は以下の通り。

  • 500ページ近くに渡って、ぎっしりと内容が詰まっている。
  • 一気に全部読み通すのは簡単ではないが、とてもオススメできる内容