AIの活用・取り組み事例

KDDIのAI(人工知能)関連のビジネス事例を整理する。

KDDIのAI(人工知能)に関する取り組み

KDDIのAI(人工知能)に関する取り組みを整理します。

AIを活用した「KDDI AI翻訳」の提供開始(2017/2月)

2017年2月、KDDIはAI(人工知能)を活用した「KDDI AI翻訳」の提供を開始します。詳細については、以下のプレスリリースをご覧ください。

「KDDI AI翻訳」は、音声入力もしくは文字入力により、英語、中国語、韓国語の翻訳が可能なアプリケーションサービスです。音声認識や翻訳過程にディープラーニングなどのAI技術を活用し、会話の中に出てくる曖昧な表現にも対応できる高度な認識精度を実現しています。「KDDI TV通訳」は、多言語対応できるオペレーターがタブレットの画面越しに、接客対応者と訪日外国人のお客さまとの間で、異なる言語での会話をそれぞれ通訳する三者間通訳サービスです。英語、中国語、韓国語、フィリピン語、フランス語、タイ語、ベトナム語、ポルトガル語、スペイン語の9か国の言語に対応しています。(注)
簡単な会話はアプリケーションによる「KDDI AI翻訳」、接客時に複雑な案内が必要な場面では「KDDI TV通訳」をご利用いただくことで、状況に応じて迅速な接客対応が可能になります。なお、両サービスともに対応言語は順次拡大を予定しています。

参考:AIを活用した「KDDI AI翻訳」とオペレーターによる「KDDI TV通訳」の提供開始

AR空間上のAIキャラクターとの対話システムを開発(2017/9月)

2017年9月、KDDIは「CEATEC JAPAN 2017」にて、ヨリソイ型ハーフヒューマノイド「レナ」の接客デモを実施しました。詳細については、以下のプレスリリースをご覧ください。

「CEATEC JAPAN 2017」にて、ヨリソイ型ハーフヒューマノイド「レナ」の接客デモを実施

KDDIは、AR空間上のAIキャラクターと対話ができるシステムを開発し、2017年10月3日から6日に幕張メッセ (千葉県千葉市) で開催される「CEATEC JAPAN 2017」のKDDIブースに展示 (以下、本展示) します。本展示は、3DカメラによるAR体験を実現するGoogle社のTangoテクノロジーの空間認識技術を活用することで、KDDIが提供するスマートフォン向け音声アシスタントサービス「おはなしアシスタント」(注1) のキャラクターである、ヨリソイ型ハーフヒューマノイド「レナ」がAR空間上にあらわれます。「レナ」は、対話AIを搭載しており、お客さまと日常会話が可能なほか、本展示において対話形式で次世代移動通信システム「5G」についての説明をおこないます。
お客さまは、目の前にあたかも説明員として座っている「レナ」とジェスチャーや動きを交えた自然な対話を通じて、音声エージェントだけでは実現が困難な、感情的で豊かな現実世界に溶け込んだバーチャルキャラクターとの接客デモンストレーションを体験することができます。KDDIは、「おはなしアシスタント」を、実用的だけではなく、より話しかけたくなるような親しみのもてるコミュニケーションの実現を目的とするほか、今後も様々な場所での実証を通じて、より実態に即した対話ログを収集・学習することで対話AIの精度を向上させ、auショップのサポートなどへの活用を検討していきます。

■ヨリソイ型ハーフヒューマノイド「レナ」について

2017年3月にスマートフォン向け音声アシスタントサービス「おはなしアシスタント」にてデビュー。身長157cm、体重45kg、年齢18歳の女子大学生 (生活デザイン学科所属)。自分が機械的なことから、もともとテクノロジーに関する知識が豊富。一方で、その反動で人間の生活や自然の生態系に対する憧れが強く、近所のお寺で石や岩、盆栽や苔を眺めることが趣味。基本的には理系的な思考をするが、少し抜けた所がある。2017年8月には全国のauショップでの待ち時間にご利用いただけるタブレットに登場。アプリ上やTwitter (注2)、auショップでお客さまへのサポートのために日々奮闘中。

参考:AR空間上のAIキャラクターと対話ができるシステムを開発

IoT・AIで工場の故障を検知 KDDIが製造業の「生産性アップ」を支援(2018/6月)

2018年6月、KDDIはIoT・AIで工場の故障を検知するサービスをリリースしました。詳細については、以下のプレスリリースをご覧ください。

KDDIは8月上旬から、IoT(モノのインターネット)の技術を活用して工場の生産設備の状態をチェックできるサービス「KDDI IoTクラウド ~工場パッケージ~」を始める。センサーの設置、データの蓄積・分析、故障の予知――の3工程をワンストップで提供する点が特徴で、導入企業のコスト削減や生産性向上をサポートする。これまで勘と経験で行っていた故障の検知を、テクノロジーの力で簡略化する点が特徴。生産設備の温度、振動、電気の流れなどの状況をセンサーが取得し、クラウド上に集約。専用のソフトウェアで分析する。数値が一定の水準を超えた場合はメールなどのアラートで通知する。分析には、KDDIとアクセンチュアの合弁会社ARISE analyticsのソフトを活用。AI(人工知能)が最適な分析手法を自動で考案するオプションなども設ける。アラートが出た場合は、スタッフが機械の状況を確かめ、異常の有無をAIにフィードバックすることで予知の精度を高められる。

参考:IoT・AIで工場の故障を検知 KDDIが製造業の「生産性アップ」を支援

個人的な見解・考察

個人的な見解・考察は以下の通り。

  • KDDIはAI・IoT・ブロックチェーンのような先端テクノロジーの領域に積極的に投資している
  • 国内通信事業で得たキャッシュを投資に回していくビジネスモデルは非常に強固なものである